ビールが作りたくなってきた話
昨年末くらいからハマって聞いている
「RADIOただいま発酵中」
発酵デザイナー小倉ヒラクさんとbackpackers’ japanの石崎嵩人さんが発酵について語るラジオ。
その中のゲスト会で出てきた、和歌山のORYZAE BREWINGさん。
麦芽を使わず、お米で作るビールのお話でした。
私はお酒大好きで、最近は日本酒や焼酎を飲む割合も増えてきましたが、人生一番飲んでいるのは間違いなくビール。
いつかは自分でも作りたいなぁという思いもありつつ、躊躇してしまう理由のひとつが、原料を輸入に頼ってしまうことにありました。
日本でも昔から麦を作っていたので、これから国産麦を使ってのビール作りは可能だとは思うけれど、地域でイチからの麦作りをこれから進めて、それからビール・・・というのも何だか違う気がする。
ま、日本酒も美味しいし、わざわざ私がやろうとしなくても良いか・・とスルーしてきた(日常で忙しすぎるから、というのもある)んですが。
麦芽を発芽させてお米を糖化させるのではなく、お米を麹にして、その酵素でお米を糖化させて作るという、考えてみれば確かに!と思うのだけど思いつかないすごい発想で作られたORYZAE BREWINGさんのビール。
早速購入して飲んでみたんですが、これがすっごく美味しい!
酸味があるので、食中酒としてもぴったりで、いろんなシチュエーションで飲めそうな味わい。
何よりも、地元のお米で作る地元のビール、というコンセプトがもう素晴らしい。
耕作放棄地が増えて、お米農家さんも減っている現状の、一つの打開策にもなりうる。
無農薬米へ切り替えて作ってくだされば買い取ります、みたいな提案ができれば、安心なお米の生産者さんも少しでも増えるかもしれない。
そして、自分たちのお米で作ったお酒で乾杯できるなんて、めちゃ贅沢で楽しいのでは。
・・・などと勝手に妄想が広がっています。
どなたか一緒にやりませんか。
雲南ビール。